ベルギーの住所の書き方と郵便番号

ベルギーでの住所と郵便局の書き方や見方などをまとめて掲載しています。

ベルギーの住所の書き方

ベルギーの住所の書き方は日本とは異なります。特に郵便番号を入れる位置が、見方によっては住所のように見えてしまいます。ベルギーの住所の構造を以下で見てみましょう。

Van Maerlantstraat 1, 1040 Brussel, BELGIUM

ベルギーではこのような記載をします。こちらは在ベルギー日本国大使館の住所です。
ベルギーの住所の書き方は、通りの名前・番地+郵便番号+地域名+国名です。ベルギー国内から送る場合は地域名までで十分です。郵便番号がこの位置に掲載されるのが日本の住所表記に慣れていると違和感がありますが、このまま記載すれば大丈夫です。

先ほどの日本大使館の住所を分解すると……

Van Maerlantstraat 1(通りの名前と番地)
1040(郵便番号)
Brussel(地域名)
BELGIUM(国名)

となります。

ブリュッセルを表記するアルファベットにはBruxellesとBrusselがありますがBruxellesがフランス語、Brusselがオランダ語の表記でどちらでも大丈夫です。

フランス語の場合は、Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, BELGIUMが住所です。

フランス語とオランダ語2パターンの表記があって紛らわしいですね。自治体の名前は、その自治体の公用語で表記されることが一般的ですが、ブリュッセルは2言語が公用語になっているので特に紛らわしくなっています。また、郵便番号が入る場所が、日本と異なりまるで番地のように見えてしまいますが、この位置に郵便番号を入れることがベルギーの住所表記では一般的です。

住所の間に郵便番号を書くというのは日本の住所の書き方からすると少し不思議ですね。私の日本でこのように住所を書いたら「郵便番号を別に書いてください」と言われて、この部分が郵便番号を使う住所の書き方をする国で、、と説明して理解してもらいました。

また、Googleマップで検索すると住所と併せて郵便番号も記載されています。

ベルギーの郵便番号

ベルギーの郵便番号が分からない!という時はまずは日本の構造が違うので、もらった住所だと思っている中に郵便番号が入っていることを念頭に置いておくと安心です。

Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles

という住所なら、1040が郵便番号です。

その上でも相手先の郵便番号が分からないという場合、ベルギーの郵便局(Bpost)のサイトで住所を入力してpostcode(郵便番号)を検索したり、郵便番号のリストをダウンロードすることができます。

https://www.bpost.be/nl/postcodevalidatie-tool

封筒の宛先の書き方

封筒に宛先や差出人を書く場合は、

封筒の真ん中から右側にかけて
相手の名前
住所

を分かりやすく記入します。


差出人(自分)の名前
住所は、裏側、左上、左端など控えめい書いておくと郵便局が混乱しなくて安心です。自分の名前を大きく目立つ場所に書いてしまって自分に届いてしまったなんていう話も聞いたことがあります。

書き方についてはオランダ語とフランス語の説明になりますが、Bpostのサイトが良い例とダメな例の画像もあり分かりやすくなっています。

オランダ語

https://www.bpost.be/nl/alles-over-adressen

フランス語

https://www.bpost.be/fr/tout-sur-les-adresses