アントワープの世界遺産は4つ。ベルギー アントワープでユネスコ世界遺産に登録されている世界遺産について場所などをまとめて掲載しています。
アントワープには4つの世界遺産
アントワープには4つの世界遺産があります。（2024年現在）ベルギーには12の世界遺産に登録されている場所がありますが、
- ベルギーとフランスの鐘楼群
- ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献
といったように沢山の場所が登録されている世界遺産があります。アントワープではノートルダム大聖堂の鐘楼と、市庁舎の塔の2つがこの鐘楼群に含まれ世界遺産に登録されています。またギエット邸がル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献に含まれ世界遺産に登録されています。
ノートルダム大聖堂（聖母大聖堂）
英語：Cathedral of Our Lady
オランダ語：Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpen
アントワープのノートルダム大聖堂は聖母大聖堂と呼ばれることもあります。アントワープにあるローマ・カトリック教会の教会です。日本人には「フランダースの犬の最後」に出てくる大聖堂と言った方が伝わる方も居るかもしれませんね。アントワープのノートルダム大聖堂内にはルーベンスのキリスト昇架とキリスト降架の絵画が飾られています。大聖堂前にはネロとパトラッシュのモニュメントもあり人気の観光スポットとなっています。
アントワープ市庁舎
アントワープ市庁舎もベルギーとフランスの鐘楼群に含まれている世界遺産です。グローテ・マルクトにあり、市庁舎前の古代ローマ兵士像と併せて撮影スポットになっています。グローテマルクト周辺はお店も多く、お買い物やアントワープ観光を楽しみやすい場所にある世界遺産です。
住所：Grote Markt 1, 2000 Antwerpen, ベルギー
プランタン・モレトゥス博物館
Museum Plantin-Moretus
プランタン＝モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体が世界遺産として登録されています。2005年にユネスコの世界遺産され、世界で初めて博物館として登録された世界遺産でもあります。鐘楼群などのように見た目の華やかさという意味では劣る面もあるかもしれませんが、アントワープの印刷の歴史が展示されており見どころがあります。
住所：Vrijdagmarkt 22, 2000 Antwerpen, ベルギー
ギエット邸
Maison Guiette
ギエット邸は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献」の一つとして登録されている世界遺産です。近代建築の巨匠ル・コルビュジエの作品の一つギエット邸は画家ルネ・ギエットのアトリエ兼邸宅として建てられた建物で、建築が好きな人におすすめしたい世界遺産です。現在も使用されており一般公開されておらず内部見学はできません。他の3つがアントワープの中心街にあるのに対しギエット邸は少し離れた場所にあります。
住所：Populierenlaan 32, 2020 Antwerpen, Belgien
アントワープ中央駅は世界遺産？
世界一美しい駅ともいわれるアントワープの主要駅であるアントワープ中央駅は、その壮大な建物が印象的ですが、世界遺産には登録されていません。ただ、世界遺産に匹敵する美しさを持つことから、駅を利用しなくてもおすすめの観光名所になっています。
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